2013年9月26日木曜日

Remote TestKitで実機の動作テスト

世の中にいったい何種類の端末があるの?ほんと困るよー
という状況のAndroidアプリ開発の現場ですが、便利なサービスも増えてきて助かりますね


今回は「Remote TestKit」というサービスを使って実機検証をしてみましたので、その使用感などを書いてみたいと思います

Remote TestKitとは?


サイトの文書をそのまま引用すると、次のように記載されています

Remote TestKitはスマートフォンの「リモート・レンタル・サービス」です。
コレだけ読むと、「端末を郵送で送ってくれて、それを使うのかな?」と思うのですが、続きがあります

増加する様々なスマートフォン端末に、インターネットを経由して「リモートアクセス」。
一般的な実機レンタルとは一線を画す、利便性の高い検証環境を実現します。

専用ソフトからインターネット経由で端末をリモートアクセスできるサービスなんですね
他にも同じようなサービスがあった気がしますが、他は使った事がないので比較する事はできませんが便利そうです!

Androidだけじゃなくて、iOS端末もあります



何ができる?

アプリをインストールして動作させることができます
その為のサービスなので、当然ですね。。。

動作中のログを見ることができます。しかしステップ実行はできません(たぶん)

操作中の画面を録画したりスクリーンショットを取ることができるので、ドキュメント作成の時にも使えそうですね

詳しくはサイトの機能一覧を見て貰うと良いと思います



費用は?


利用はチケット制になっていて、端末を30分(3チケット)から利用できます
6チケット(1時間分)で945円なので、どうしても特定の端末でテストしたいときには非常に助かります

その他にも10時間分のチケットで9,450円のPro10や50時間分のPro50などのプランもあります
費用はPayPalや請求書での支払いなどに対応しています
PayPalでさっと支払してスグに使えるのが良いです!!

詳しくはサイトのご利用料金をみてください



どんな端末が利用できるの?


2013年9月26日に確認したところ・・・たくさんあります。。。
サイトで確認してもらったほうが早いですね



どうやって利用するの?


まずは、専用ソフトをダウンロードする必要があります
動作環境は次の通りのようです

・windows XP SP2以降、Vista、7、8(32bit/64bit)
・MacOS Ⅹ(10.7、10.8)
・Port 443に直接つながることが可能なインターネット環境

まず、ソフトをインストールしてアカウントを作成します
アカウントの作成にはメールアドレスが必要です

アカウントを作ると、登録したメールアドレスに確認コードが送られてきます
その確認コードを入力しないと利用はできません


起動すると、次のように現在利用できる空き端末の一覧が表示されます
この中から、利用したい端末を選択します
無料のお試し端末があるので、まずはお試しの端末を使ってみるといいです
ただし、無料の端末を他のユーザーが利用している場合は一覧に出てきませんのでしばらく待つ必要があります


端末を選択して、[レンタル]を選択すると端末の画面が表示されます
あとは、いろいろ触ってみてください

カメラとかGPSとかは利用できるの?

利用制限があります
GPSはセキュリティの問題で利用できないようです
カメラは撮影はできますが、カバーがされているので、何も写りません
実際に試してみたら、真黒ではなくうっすら光が写ってるなーという画像が撮影できました

利用制限については、いろいろ変更もあるかもしれないので常に最新情報を!
と、いうわけでサイトを参照してください
http://appkitbox.com/support/faq#02-02

その他の情報はFAQを見ると良いと思います
http://appkitbox.com/support/faq


使ってみた感想

 いままで、顧客から●●の端末で表示が・・・などの連絡を頂いても対応が出来なかったのですが、このサービスで利用可能な端末であれば動作確認できるので重宝しそうです
(検証できる機能に限るけど)

ちょっとだけ表示確認したいのに、30分単位でしかレンタルできないのが少し不満ですね
10分(1チケット)単位で利用できると、もっと便利に使えそうです
ただ、利用後にファクトリーリセットをしてると思われるので、10分毎だと効率が悪いんでしょうね


実機検証に困っている開発者の方は、一度利用してみることをおすすめします


0 コメント:

コメントを投稿